家庭内暴力への対処に関する諸外国及び
国内の現状についての調査研究

表紙~目次(PDF212kb)

第1章 我が国におけるドメスティック・バイオレンスの現状(PDF382kb)

1 ドメスティック・バイオレンスをめぐる国内の動向 2 DV実態に関する最近のデータ 3 警察の対応方針 4 最近の検挙事例及びその判決

第2章 アジアにおける家庭内暴力被害者の法的保護

~家庭内暴力関連法を中心として~ 慶応大学法学部助教授 太田 達也 1~2(PDF257kb) 1 はじめに 2 香港・シンガポール・マレーシア~家庭内暴力関連立法~ (1)保護の対象と請求権者 (2)禁止命令の要件としての家庭内暴力 3 台湾~家庭内暴力防止法~ (1)民事法上の保護~保護令~(PDF511kb) 3-(2)~4-(1)(PDF374kb) (2)刑事手続上の保護 (3)行政上の保護措置 4 韓国~家庭内暴力対策関連二法~ (1)処罰法の特色 4-(2)~5(PDF457kb) (2)家庭保護事件手続の対象 (3)家庭保護事件手続の概要 (4)保護処分の内容 (5)被害者の法的地位 (6)制度の運用状況 (7)保護法の概要 5 おわりに

第3章 米国におけるドメスティック・バイオレンスへの取組み及び法制

1 ドメスティック・バイオレンスに関する犯罪学上の研究成果の概要(PDF559kb) (1)家族内での犯罪の特質 (2)女性に対する暴力としてのドメスティック・バイオレンス *家庭内の問題としてのドメスティック・バイオレンス* *家庭内での暴行についての神話と真実* (3)配偶者虐待の歴史 (4)ドメスティック・バイオレンスの広がりと加害者の特質 (5)ドメスティック・バイオレンスの被害者 (6)逮捕のパターン (7)虐待被害女性症候群の抗弁 (8)虐待のパターン (9)ドメスティック・バイオレンスは世代を超えるか 2~3(PDF500kb) 2 1994年女性に対する暴力法の概要 3 マサチューセッツ州一般法209A「虐待防止法」 (1)本法の概要 (2)条文の概要

第4章 ドメスティック・バイオレンスとその刑事的対応

富士短期大学助教授 後藤 弘子

1~2(PDF399kb) 1 はじめに 2 女性に対する暴力としてのドメスティック・バイオレンス (1)ドメスティック・バイオレンスの発見 (2)女性に対する暴力と女性の人権 (3)男女共同参画社会と女性に対する暴力 3~4(PDF392kb) 3 ドメスティック・バイオレンスという犯罪 (1)ドメスティック・バイオレンスの射程距離 (2)ドメスティック・バイオレンスの態様 (3)潜在化するドメスティック・バイオレンス (4)児童虐待としてのドメスティック・バイオレンス 4 おわりに

第5章 英国警察のドメスティック・バイオレンス対策:効果的な組織構造の調査研究

序文~第1節(PDF356kb) 序文

要約

第1節 序 背景 ねらい 方法 本報告書の構成 第2節~第3節-DV専門警察官の役割の性質と範囲(PDF435kb)

第2節 DVに関する警察政策

ドメスティック・バイオレンスの定義 方針文書 警察官が当事者となるDV事案

第3節 DV専門警察官の役割

専門官の必要性 DV専門警察官のプロフィール DV専門警察官の役割の性質と範囲 捜査官としての役割~DV専門警察官とその職務管理官との人間関係(PDF395kb) 捜査官としての役割 DV専門警察官の役割と関連したストレス DV専門警察官の選別 DV専門警察官とその職務管理官との人間関係 第4節~第5節-司令・制御システム(PDF463kb)

第4節 警察本部の組織構造

専門警察官の配置 児童保護との組織上の比較 実効性の認識

第5節 情報管理

司令・制御システム 家庭内事案に対応する巡回警察官への情報~子どもたちについての情報の伝達(PDF412kb) 家庭内事案に対応する巡回警察官への情報 家庭内事案に臨場した警察官からDV専門警察官への引継 家庭内事案記録における情報のアクセス可能性と質 子どもたちについての情報の伝達

第6節 監視(PDF329kb)

DV加害行為のレベルとパターンの監視 DV対応の質の監視 再被害者化

第7節 研修(PDF208kb)

DVに関する一般的な研修の供与 DVに特別な責任を有する者のための研修 研修官に対する研修 他の組織の研修 第8節~第9節(PDF457kb)

第8節 結論

DVに関する警察方針 警察本部の組織構造 DV専門警察官の役割 情報管理 監視 研修

第9節 勧告

DVに関する警察方針 DV専門警察官の役割 本部の組織構造 情報管理 監視 研修