当財団では、子どもの犯罪被害防止、少年非行、犯罪被害者支援等、市民生活の安全と平穏を確保する上で解決すべき諸問題をテーマとする研究助成の募集を2002年度より実施しております。
おかげさまで、本年度も一般研究(個人またはグループの研究)、若手研究(40歳以下の個人研究)ともに、多くのご応募をいただきました。その後、研究助成選考委員会の審査を経て、以下の研究への助成が決定いたしましたのでお知らせいたします。
選考委員長からの講評
2022年度研究助成実績
<一般研究助成>2件(敬称略・五十音順・所属は申請当時)
研究代表者 所 属 |
研究テーマ | 助成額 (円) |
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荒井 崇史 東北大学大学院文学研究科 准教授 |
性差別的態度を起因とする親密関係における暴力の発生メカニズムの解明 ―効果的な予防的介入・治療的介入のための実証的検討― | 2,764,000 | 概要紹介/選考委員からのコメント |
柴田 守 長崎総合科学大学大学院 工学研究科 准教授 |
COVID-19対応下における人の流動性の低下と窃盗の関連―時系列分析による検討― | 1,606,000 | 概要紹介/選考委員からのコメント |
<若手研究助成>2件(敬称略・五十音順・所属は申請当時)
研究代表者 所 属 |
研究テーマ | 助成額 (円) |
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有野 雄大 法務省法務総合研究所研究部 室長研究官 筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群 博士課程 |
薬物事犯保護観察対象者に対する保護観察官の関わりに関する探索的研究 | 242,936 | 概要紹介/選考委員からのコメント |
中田 友貴 立命館大学OIC総合研究機構 専門研究員 |
司法面接を用いた被害者聴取が裁判員の判断に及ぼす影響 | 1,000,000 | 概要紹介/選考委員からのコメント |